金沢大学 学校教育学類

在学生 卒業生 教職員

共同教員養成課程への入学について

Q:石川県や富山県以外の人でも入学することは出来ますか?
A:はい、出来ます。実際に半数ほどの学生が石川県外出身の学生です。

Q:金沢大学、富山大学に在籍する違いを教えてください
A:大学の方向性が違います。金沢大学は国際化を推進していますので、英語を使った授業が多くなります。また、学籍は入学した大学にあるので、学長賞などの賞罰については在籍大学の規則が適用されます。部活動も在籍大学で行います。

取得できる免許・資格について

Q:小学校の免許を含めて3種以上の取得は出来ますか?
A:3つの免許を取得することは可能ですが、免許の組み合わせによっては4年間では取得できません。中学校・高校の複数免許も同様です。小・中・幼は4年間で取得できます。

Q:どのタイミングで教員免許をとるのですか?
A:必要な単位を満たし、大学を通して申請した場合は、卒業時に受け取ることが出来ます。

Q:小学校の免許が取れるのは、学校教育学類だけですか?
A:はい、金沢大学では学校教育学類だけです。

Q:高校の教員免許はどのように取るのですか?
A:中学校の教員免許に必要な単位を取得すれば概ね高校の教員免許取得に必要な単位を満たすことができます。ただし、社会科のように、高校免許が地歴と公民に分かれ、両方の免許を取得するためには多くの単位が必要になる場合もあります。

Q:保育士資格について詳しく教えてほしいです
A:大学の授業を学んで保育士資格を取得するためには、富山大学で開講されている授業を現地で履修する必要があります。金沢大学の学生は年2回実施される保育士試験を受験し合格する方法を選択することになります。

Q:養護教諭の免許は取れますか?
A:養護教諭は金沢大学養護教諭特別別科が担当しています。

Q:幼稚園と小学校教諭の免許を取りたいと思っているのですが、その場合でも中・高の免許を取らないといけないのでしょうか?
A:現状では、幼稚園教諭免許は卒業要件(小学校免許 + 中学校免許 or 特別支援免許)とは別に取得することになっています。そのため、小学校免許 + 中学校免許 or 特別支援免許 + 幼稚園免許の3つを取得することになります。幼稚園免許取得のために授業時数は多くなりますが、例年何人もの学生が幼稚園教諭免許を取得し卒業しています。

授業・教育実習について

Q:他学部から教員免許をとる場合、富山大学と一緒に行う授業はありますか?
A:共同教員養成課程の授業は、学校教育学類の学生にのみ開講されている授業ですので、他学部の学生は履修することが出来ません。

Q:大学卒業後、地元に戻りたいと思っているのですが、教育実習は地元の学校でもできますか?
A:金沢大学に在籍する富山出身の学生が富山県内で教育実習を行うことは可能ですが、現状では他県で教育実習を行うことは想定されていません。

Q:富山大学との遠隔授業はどのくらいの頻度で行うのですか?
A:1年生の授業でいうと、週に4時間ほどです。1年生ですと、その他に集中(一泊二日)で行われる野外体験活動があります。

就職について

Q:石川県以外でも教員として就職できるのですか?
A:はい、県外から入学した学生の多くが出身地で教員として就職しています。

Q:学校教育学類以外で教員になるのは難しいですか?
A:難しさについてはその人の努力によるところが大きいです。ただ、他学類を卒業して高校の教員になる学生は珍しくないようです。

Q:教員以外の職業に就く人はいますか?
A:います。ただし、教員養成課程のカリキュラムは教員になるために特化しています。卒業後の進路については十分に検討することをおすすめします。

留学について

Q:留学をしても4年間の間に2つの免許を取ることはできますか?
A:半年以上の留学の場合、4年では修了できません。卒業が1年遅れ、5年必要になります。例年、多数の学生が留学をし、1年卒業が遅れますが問題なく元のカリキュラムに復帰し卒業しています。