科目グループ
保健体育
模擬授業の様子
生活が豊かになり,便利な社会になっていく一方で,「運動不足」という問題が注目されています。これは大人たちだけの問題ではなく,子どもたちの中でも深刻な問題となってきています。その様々ある原因の一つとして,「運動嫌い」が挙げられます。
このような現代の問題から,本グループでは,体を動かすことの楽しさ,大切さや健康問題に関する意識を芽生えさせるよう,熱意のある保健体育教師の養成をめざしています。
学年を超えた話し合い
「保健体育グループ」では,実践指導力と豊かな人間性を兼ね揃えた教師を育成するために,2年生から保健体育科教育法,バイオメカニクスなどといった講義や,様々なスポーツの実技の授業を受講することによって専門的な知識や技術を身につけます。
さらに学生による模擬授業で実践的な能力を培い,附属小学校・中学校・高等学校教師の講義や教育実習で実際の教育現場に触れることで,教師になるための経験を積んでいきます。
Q:卒業後,どんな進路がありますか?
A:自分の希望に応じて,小学校教師,中学校や高等学校の保健体育教師になることができます。または,大学院へ進学して研究者をめざします。
Q:高校時代スポーツ活動に積極的に取り組んでいたのですが,このことを入試に生かす方法はありませんか?
A:保健体育グループには,推薦入試制度があります。これは,センター試験の決められた教科・科目を受験し,面接のみを行う選抜方法です。一番大事なのは,スポーツ活動に積極的に取り組み,将来保健体育教師になりたいという,明確な志向と勉学の熱意を持つことです。