金沢大学教育学部言語聴覚士指定科目履修要項（１４年版）

　　　　　　　　　　

　指定科目を修めようとする者は、障害児教育教員養成課程に４年以上、特殊教育
特別専攻科・専修コース（または教育学研究科障害児教育専攻）に１年以上在学し、
基礎専門分野（基礎医学から社会福祉・教育）で２９単位以上、専門分野（言語聴覚
障害学総論から聴覚障害学まで）で３２単位以上を、指定された１７科目（及び括弧
書き内の分野）すべてにまたがって取得する。臨床実習は１２単位を病院または診療
所で実施するものを含めて取得する。

　

指定科目名（指定規則単位数）　開講科目名（課程など）　　　　　　単位数

１．基礎医学（３）

（医学総論　　　　　　　　　＊言語障害医学�T（専）（総論・生理･病理)　　　２

　解剖学　　　　　　　　　　＊ひとのからだ�T（養） (解剖・生理)　　　　 ２

　生理学　　　　　　　　　　　ひとのからだ�U（養） (解剖・生理)　　　　 ２

　病理学を含む）　　　　 　 ＊知的障害児の生理・病理（障） (生理)　　２

　　　　　　　　

２．臨床医学（６）　　　　 　　　　　　

（内科学　　　　　　　　　　＊障害児医学（障）(内科､小児科) 　　　　　　２　

　小児科学　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　精神医学　　　　　　　　　＊言語障害医学�U（専）(精神､ﾘﾊ､神経)　 　　２

　リハ医学　　　　　　　　　＊言語障害医学�V（専）（耳鼻科､形成外科)　　　１

　耳鼻咽喉科学

　臨床神経学

　形成外科学を含む）

３．臨床歯科医学（１）　　　＊言語障害医学�W（専） 　　　　　　　　１

（口腔外科学を含む）　　　　　　　　　　　　　　　

４．音声・言語・聴覚医学（３）　

（神経系の構造、機能、　　　＊音声言語聴覚医学（障）（専）　　　　 ２

　及び病態を含む）　　　　　＊聴覚の生理・病理（障）　　　　　　　 ２

　

　　　＊以下の心理学全体（７）

５．臨床心理学　　　　　　　＊臨床教育心理学基礎論（臨教心）隔年開講　２

６．生涯発達心理学 　　　　 　ライフサイクルと発達理論（養）　　　２　　　　　

７．学習・認知心理学　　　　　心理学Ａ（養）　　　　　　　　　　　２　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　認知心理学概説（養）　　　　　　　　２　　　　　

（心理測定法を含む）　　　　＊知的障害心理学（障） 　 　　　　　　２　　　　
　　　　　 　　　　　　　　　　 ＊知的障害検査測定法（障）　 　　　　 １　　　 　

　

８．言語学（２）　　　　　　 ことばを楽しむ体験講座（養）　　　　 ２

　　　　　　　　　　　　　　 言語学概論Ａ（日本語日本文化）　　　 ２

　　　　　　　　　　　　　　　日本語学概論Ａ（日本語日本文化）　　 ２（同Bとあわせて履修）

　　　　　　　　　　　　　　　英語学概論（教育）

９．音声学（２）　　　　　　英語音声学Ａ（教育）　　　　　　　　 １
　　　　　　　　　　　　　　　国語学概論（教育）　　２　　
　　　　　　　　　　　　　　　日本語学概論B（日本語日本文化）　　２(同Aとあわせて履修）
　　　　　　　　　　　　　　

10．言語発達学（１）　　　　＊言語獲得の諸相（養）　　　　　　　　 ２

　

11．音響学（２）　　　　　　＊音響・聴覚学（障）　　　　　　 　　　２

　

12．社会福祉・教育（２）　　＊障害児福祉教育論（障教）　　　　　　 ２

（社会保障制度、リハ概論　　　同（専）

　及び関係法規を含む）　　　　

　

13．言語聴覚障害学総論（４）＊言語聴覚障害学総論（障）　　　　　　 ２

（言語聴覚障害診断学を含む）＊言語聴覚障害診断学（障）　　　　　　 ２

　

14失語・高次脳機能障害学（６）失語症学特論　　（専）　　　 　　　　２

　　　　　　　　　　　　　　　神経心理学特論　（専）　　　　　　　 ２

　　　　　　　　　　　　　　　小児失語指導法研究　（専）　　　　　 ２

　

15．言語発達障害学（６）　　　言語発達障害学　（障）　　　　　　　 ２

（脳性マヒ及び　　　　　　　　言語発達障害学演習�T（障）　　　　　 １

　学習障害を含む）　　　　　　言語発達障害学演習�U（障）　　　　　 １

　　　　　　　　　　　　　　　言語発達障害学研究　（専）　　　　　 ２

　　　　　　　　　　　　　　　言語発達障害指導法研究　（専）　　　 ２

　

16．発声・発語・嚥下障害学（９）　　　　　　　　　　　　

（音声障害、構音障害　　　　　発声・発語障害学（障）　　　　　　　 ２

　及び吃音を含む）　　　　　　発声・発語障害学演習�T（障）　 　　　１

　　　　　　　　　　　　　　　発声・発語障害学演習�U（障）　 　　　１

　　　　　　　　　　　　　　　発声・発語障害学研究　（専） 　　　　２

　　　　　　　　　　　　　　　発声・発語障害指導法研究　（専）　　 ２

　　　　　　　　　　　　　　　摂食・嚥下障害指導法研究　（専）　　 ２

　

17．聴覚障害学（７）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（小児聴覚障害、　　　　　　　聴覚障害心理学（障）　　　　　　 　　２

　成人聴覚障害　　　　　　　　聴覚障害指導法　（障）　　　　　　　 ２

　聴力検査並びに　　　　　　　聴覚検査法　（障）　 　　　　　　　　１

　補聴器及び人工内耳　　　　　聴覚障害指導法演習�T（障）　　　　　 １

　を含む）　　　　　　　　　　聴覚障害指導法演習�U（障）　　 　　　１

　　　　　　　　　　　　　　　聴覚障害学研究　（専）　　　　　　　 ２

　　　　　　　　　　　　　 　 聴覚障害指導法研究　（専）　　　　　 ２

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

18．臨床実習（１２）　　　　　言語指導実習（障）　　 　　　　　　　４

　　　　　　　　　　　　　　　言語臨床実習�T　（専）　　　　　　　 ４

　　　　　　　　　　　　　　　言語臨床実習�U　（専）　　　　　　　 ４

障（障害児教育課程）、専（特別専攻科）、教育（教育学部他課程）、養（教養）

　

・専攻科は半期３科目６単位まで学部の聴講を認められる。

・大学院修士課程では半期に３科目６単位まで学部、専攻科の聴講を認めている。従って　履修可能単位は最大２４となる（ただし臨床実習は不可）。

・養成校指定規則（６１単位＋実習１２単位=７３単位）に準じて履修しておくことが望ま　しい。

・教育学研究科修士課程の開設科目で指定科目に対応するもの（障害児教育学特論�U・同演習�U武居、障害児心理学特論�T・同演習�T森、障害児指導法特論・同大橋、障害児発達臨床特論・同演習大井、障害児指導臨床研究法、臨床心理学特論、臨床実習）